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勉強を始める前に未来が聞いてきた

「テストの結果、どうだった?」

「試験の結果は前より大分上がってた」

「良かったじゃない」

勉強を始めてから2ヶ月後の土曜日

先々週に定期テストがあった

結果は以前に比べて上々であった

「でも忘れないうちに復習しなきゃ」

「そうですね」

こうして今日も勉強が始まった

2時間後

「じゃあ、今日はここまでね」

「はい」

そう言って未来は立ち上がり部屋を出ようとする

しかし部屋を出る前に立ち止まった

「そう言えばマー君、来週の土曜は暇?」

「えっ?暇ですけど」

「だったら昼から家に来ない?」

「何かあるんですか?」

「それは・・・秘密」

「良いですよ」

未来の態度が気になったが

正義は別に用事がなかったので行く事にした

「本当?じゃあ、3時頃に来てね。それじゃあ」

未来は何か嬉しそうに部屋を出ていった

 

 

 

 

「せっかく応援してくれたのに・・・」

「一所懸命頑張ったんでしょ、だったら良いじゃない」

「1位にはなれなかった・・・」

「順位だけが全てじゃないよ」

「でも・・・」

「自分自身の弱い心に勝つ事が本当に勝つ事なんだよ」

 

 

 

 

次の土曜日 2時半

「何でこんなところで待って居るんだろう」

正義は何故か未来の家の前で待っていた

「別に隣なんだから3時に家を出ればいいのになぁ〜」

そう呟きながら自分の家と未来の家を行ったり来たりしていた

2時40分

正義の頬に冷たい感触があった

それに気づき上を見る

「あっ、雪だ・・・そう言えば今日はクリスマス・イブだったなぁ〜」

正義は空から降ってくる雪に見とれていた

その光景がリビングから見えた未来は玄関から出てきた

「何してるの?」

「雪が降ってる」

未来は正義と共に空を見る

「・・・そうね、でもそんなところにいたら風邪ひくわよ」

「そうですね」

正義は未来の家に入った

「まだ準備があるから私の部屋に行ってて」

正義は初めて家に上がったのだが大体の見当は付いているので未来の部屋に行った

部屋に入り置かれていた座布団の上に座る

「落ち着かない・・・」

確かに年頃の女の子の部屋に入るのは初めてなので周りが気になって仕方ない

だけどあまり見るのも失礼だと思い窓の外を見る為に窓際に来た

その窓からは自分の部屋が見える

(未来姉ちゃんはいつもここから見てるんだなぁ〜)

そう思いながらずっと外を見ていた

「待った?」

部屋の扉が開き未来が入ってきた

「いえ、早く来た僕が悪いんですから」

そう言って正義は再び座布団に座る

そして反対側に未来が座る

「あの・・・マー君、ケーキ好き?」

「え?ええ、好きですよ」

「良かった〜」

そう言って未来は入ってくる時に持っていた物の蓋を取る

中にはショートケーキが1ホールあった

「クリスマスケーキ作ってみたんだけど・・・どう?」

「美味しそうじゃないですか」

「じゃあ、切るね」

未来はケーキを半分に切った

そしてケーキの皿を90度回転させる

「はい、マー君はコッチね。はい、フォーク」

正義はフォークを受け取りながら

「半分ですか?」

「だって2人で食べなきゃ、お父さん達は何かホテルでディナーだって言ってたし・・・」

「まぁ、良いですけど・・・」

そう言って正義は半ホール食べる事になった

「ちょっとキツイけど美味しかったです」

「そう良かった〜」

未来は嬉しそうだった

「じゃあ、これからも勉強頑張ろうね」

「はい」

こうして今年は過ぎていった

 

 

 

 

「代表に選ばれたよ」

「良かったじゃない」

「一所懸命頑張ったんだから」

「そうだね。でもあんまり無茶しないで」

「うん、分かったよ」

「勝っても負けてもそれが精一杯だったら気持ちいいから」

 

 

 

 

あとがき

何だか見解が分からなくなってきた第2話

第3話では修正する

だってこの小説のタイトルは「・・・時の運・・・」だから

 

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